朝鮮戦争戦死者の追悼式開催 韓国・釜山に向け世界各国で黙とう
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2019.11.11 17:25
【釜山聯合ニュース】朝鮮戦争で犠牲になった国連軍兵士らを追悼し、戦死者が眠っている韓国・釜山の国連記念公園に向けて世界22カ国・地域で黙とうをささげる行事「ターン・トゥワード・釜山」が11日、行われた。
この日午前11時から国連記念公園で開かれた追悼式には、戦没者の遺族ら約1000人が参加。12カ国・地域でも韓国と同時に行事が行われた。
行事に先立ち、朴三得(パク・サムドゥク)国家報勲処長(閣僚級)は最年少の17歳で参戦し、戦死したオーストラリアの兵士の墓を参拝した。
朴氏は行事のあいさつで「多くの血と汗で守り抜いた韓国は世界の最貧国から経済大国になり、韓流を基盤とする文化強国になった。国際社会から差し伸べられた温かい手に報いられる国になった」と述べた。
「ターン・トゥワード・釜山」は2007年、朝鮮戦争参戦者のカナダ人が釜山に向けて同時に黙とうをささげるよう提案したことから始まり、毎年11月11日午前11時に行われている。
ynhrm@yna.co.kr
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