韓国・清州工芸ビエンナーレが閉幕 来場者35万人超え
記事一覧
2019.11.18 16:00
【清州聯合ニュース】韓国中部の忠清北道清州市で開催されていた国際総合芸術展示会「2019清州工芸ビエンナーレ」が17日、盛況のうちに幕を閉じた。
同日午後7時から同市の施設「文化製造廠(しょう)C」(旧たばこ製造工場)の先端文化産業団地映像館で閉幕式が開かれた。
金属、陶磁器、木工芸、繊維など工芸の全分野を網羅する同ビエンナーレは10月8日から41日間開かれ、来場者数は35万人を超えた。
今年から本展示の出品者を対象にした授賞制度を導入し、8人の作家に賞を授与した。最高賞の「黄金プラタナス賞」には透かし彫り作品を出品した韓国のシム・ジェチョン氏が輝いた。シルバープラタナス賞はナイジェリアのNgozi Ezema氏が受賞した。
韓凡悳(ハン・ボムドク)組織委員長(清州市長)は「たばこ工場から文化創造廠に生まれ変わった場所で開催されたビエンナーレは工芸の歴史と現代的意味を確立する場となった。ボランティア、運営要員、清州市民に感謝する」と述べた。
今年で11回目を迎えた同ビエンナーレは35カ国・地域から約1200人の作家の2000点を超える作品が展示された。
ビエンナーレは閉幕したが、展示作品はグーグルアーツ&カルチャーの清州工芸ビエンナーレのページ(https://artsandculture.google.com/partner/cheongju-craft-biennale)やモバイルアプリで無料鑑賞できる。
hjc@yna.co.kr