9月7日は「世界青空の日」 韓国が提案した初の国際デーに
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2019.11.27 09:30
【ニューヨーク聯合ニュース】国連総会第2委員会(経済成長・開発)は26日(米東部時間)、決議案「International Day of Clean Air for blue skies」をコンセンサス(議場の総意)で採択した。大気汚染への関心を促し、汚染物質の低減とクリーンな空気を目指して国際的な協力を強化することが趣旨で、9月7日が「世界青空の日」に定められる予定だ。韓国政府が提案した国際デーが初めて制定されることになる。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は9月、国連総会にあわせて開かれた国連気候行動サミットで演説し、「大気質を改善するには共同研究と技術的な支援を含む国境を超えた協力と共同対応が必要だ」と訴え、国際デーの指定を提唱していた。
決議案採択について韓国外交部と韓国国連代表部は「大気汚染に対する認識を高め、大気質を改善するために共同の取り組みが必要という国際的な共感があることが確認された」と説明。韓国が政府レベルでさまざまな外交活動を展開した結果、国連加盟国の総意が得られたとした。
mgk1202@yna.co.kr