韓国人事業主団体が新宿区に折り鶴渡す 東京五輪の成功願い
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2019.12.03 14:53
【東京聯合ニュース】東京・新大久保のコリアンタウンで飲食店やショップを営む韓国人事業主らでつくる新宿韓国商人連合会は3日、新宿区の吉住健一区長を表敬し、韓日友好と来年の東京五輪・パラリンピックの成功を願って作った2020羽の折り鶴を渡した。
折り鶴は同連合会が先月16日に西大久保公園で開いたイベント「第3回新宿日韓友好チャリティーハンマダン」で、参加者らが五輪旗の5色(青、黄、黒、緑、赤)で折った。
同連合会の呉永錫(オ・ヨンソク)会長は表敬の席で「新宿は(食材や調味料を)混ぜ合わせて漬ける韓国のキムチのように、多文化が調和している場所」だと述べ、韓国人事業主らの真心がこもった折り鶴が韓日友好関係のシンボルになればと願いを語った。
これに対し吉住氏は、多くの人が目にする場所に折り鶴を置くことを検討すると応じた。新宿区役所の関係者は、区役所のロビーや管内のスポーツ施設などに展示したいと話している。
同連合会は折り鶴とあわせ、10月に日本を襲った台風19号の被災地への義援金30万円を吉住氏に渡した。新宿の韓国人事業主らは、2011年に東日本大震災が起きた際にも850万円の義援金を集めている。
tnak51@yna.co.kr