中国がバッテリー市場開放 補助金対象にLG化学など韓国企業も
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2019.12.09 21:23
【ソウル聯合ニュース】中国政府が推奨する電気自動車(EV)バッテリー製造企業の「ホワイトリスト」に韓国企業が含まれたようだ。
現地メディアなどが9日に伝えた内容によると、中国政府は最近、「新再生エネルギー自動車普及応用推薦目録」発表した。ホワイトリストと呼ばれる同推薦目録に掲載された企業は中国政府から補助金を受けることができる。目録には米テスラのEV「モデル3」が含まれ、業界関係者などによると、同モデルにはLG化学などがバッテリーを供給する予定だ。また北京ベンツの「Eクラス」のプラグインハイブリッドモデル(PHEV)にはSKイノベーションの韓国工場で生産されたバッテリーセルが採用される。
この2モデルに補助金が支給されれば、中国政府は2016年末以降、初めて韓国製バッテリーが装着されたEVに補助金を出すことになる。
現地メディアによると、最近停滞している中国のEV市場に活力を呼び、バッテリーの供給不足問題を解決する一方、外国技術の国産化を加速するための措置とみられている。
ただ、業界関係者は、補助金の額は決まっていない上、中国政府は来年末まで補助金制度を運用するとしており、韓国の企業に対する影響はまだ確認できないとしている。
yugiri@yna.co.kr