Go to Contents Go to Navigation

輸出管理めぐる韓日政策対話まであと5日 規制解除の見通し立たず

記事一覧 2019.12.11 08:50

【ソウル聯合ニュース】戦略物資の輸出管理について協議する韓国と日本の局長級の政策対話が5日後の16日、2016年6月以来約3年ぶりに再開される。

韓国と日本は16日に戦略物資の輸出管理について協議する局長級の政策対話を行う(コラージュ)=聯合ニュース)

 韓国は7月に始まった日本の対韓輸出規制強化措置を以前の状態に戻すことを目標にしているが、日本は措置の撤回は議題ではないとしており、年内の解決は厳しい見通しだ。

 韓国政府当局によると、政策対話は16日午前10時から午後5時まで日本の経済産業省内で行われる。

 16年に開かれた政策対話に続く7回目の対話で、韓国側からは産業通商資源部の李浩鉉(イ・ホヒョン)貿易政策官が、日本側は経済産業省の飯田陽一貿易管理部長がそれぞれ首席代表として出席する。

 日本政府は7月4日、半導体・ディスプレー材料であるフッ化水素、フッ化ポリイミド、レジスト(感光材、フォトレジスト)の3品目について、韓国向け輸出を包括許可から個別許可方式に切り替えた。また8月2日には輸出管理の優遇対象国「グループA(旧ホワイト国)」からの韓国除外を決定した。韓国は今回の対話を機に、これらの措置が撤回されることを目標にしている。

 韓国政府は日本との対話を前に、日本が規制強化の理由に挙げた問題点の一部を改善するなどして、日本がこれ以上同じ主張を繰り返さないように対策を講じている。

 日本は韓国をグループAから除外する理由として、▼両国間の政策対話が一定期間開かれておらず、信頼関係が損なわれたこと▼通常兵器に転用される可能性がある物資に関する輸出管理の不備▼輸出審査体制、人員の脆弱(ぜいじゃく)性――の3点を挙げた。

 このうち、政策対話は16日に再開されることで解決される。また、審査体制や人員の脆弱性は戦略物資の輸出入管理業務を行う戦略物資管理院の職員を現在よりも約25%増員することで対応する計画だ。兵器に転用される可能性がある物資の輸出管理については、日本はもちろん、世界と比べても遜色(そんしょく)ないレベルだが、必要に応じて政策対話で見解の相違を埋めていくものとみられる。

 韓国は日本が求める内容を改善するために誠意を示しており、日本側がこれまでと同じスタンスを取るのは難しくなる見通しだ。

 ただ、日本の対韓輸出規制の解除が年内に行われるのは期待し難い状況だ。

 梶山弘志経済産業相は6日に東京で開かれた記者会見で、対韓輸出規制の見直しが政策対話の議題になるかについて、「(議題として)考えていない」と述べた。また今回の政策対話で輸出規制の問題について結論が出る可能性はないと話した。

 半導体やディスプレーなどの業界はこの問題を注視している。

 現在まで日本の輸出規制による韓国企業の生産に支障はないものの、不確実性が残る状況が長引いているためだ。

 業界関係者は「韓日間で対話の雰囲気がつくられたのは歓迎すべきこと」としながらも、「最終的には日本の輸出規制が解除されないと企業の不安は解消できない」と強調した。

yugiri@yna.co.kr

注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。