米特別代表「今後も朝鮮半島問題に関心」 韓米日協力も強調
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2019.12.16 21:07
【ソウル聯合ニュース】米国務省のビーガン北朝鮮担当特別代表は16日、韓国外交部と在韓米国大使館が共催した非公開のレセプションであいさつし、北朝鮮との非核化交渉について、「浮き沈みはあるが、(韓米日の)3カ国による協力を通じて問題を解決を賢明に行ってきた」とし、「今後も朝鮮半島問題の進展のためにこれ以上ない関心を持ち、(韓国、日本と)協力していく」と述べた。レセプション出席者が伝えた。
ビーガン氏は近日中に国務副長官に就任する見通しのため、北朝鮮問題に対する優先度が下がるとの懸念を払拭(ふっしょく)する狙いがある発言と受け止められる。
ビーガン氏は国務副長官就任後も、北朝鮮担当特別代表を維持するとみられる。
レセプションにはビーガン氏のカウンターパートである韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長や金健(キム・ゴン)外交部次官補をはじめ、在韓米国大使館の関係者が参加した。
また今月に赴任した冨田浩司・駐韓日本大使をはじめとする在韓日本大使館の関係者も出席して注目を集めた。
李氏はビーガン氏が国務副長官に指名されたことを祝い、今年1年間、非核化交渉のために努力した韓米日の関係者を評価するという内容のあいさつをした。
冨田氏も北朝鮮核問題を巡る6カ国協議に関わった経験などを振り返りながら、韓米日3カ国間の協力がある時、北朝鮮との対話の進展があるという教訓を記憶しているとし、3カ国協力の重要性を強調した。
yugiri@yna.co.kr
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