韓国海軍 年明けにホルムズ海峡へ海軍派遣か=韓米同盟重視
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2019.12.18 11:17
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が年明けに、海軍「清海部隊」をホルムズ海峡に派遣する可能性が高いことが18日までに分かった。
軍当局によると、清海部隊の第31陣を乗せた駆逐艦「王建」(4400トン)は今月末、ソマリア沖アデン湾で海賊対処活動を行っている清海部隊の第30陣を乗せた「姜邯賛」と任務を交代するため、釜山港を出航する。
清海部隊の第31陣は来年1月半ばにアデン湾に到着し、任務を交代する。この際、第31陣の活動地域をアデン湾からホルムズ海峡に変更する方式で派遣が行われる可能性が高いとみられる。
同海峡は中東の原油輸送の要衝でイランと米国との緊張が続いている。米国は民間船舶の安全を守るために、同国が主導する有志連合への参加を直接・間接的に要請していた。韓国は韓米同盟の強化や対北朝鮮での連携、在韓米軍駐留経費の負担交渉などを考慮し、派遣する方向で検討しているもようだ。
ただ、国防部はホルムズ海峡への清海部隊派遣について、「韓国の船舶と国民保護に寄与するためさまざまな方策を検討している。まだ、具体的に決まったことはない」との立場を示した。
csi@yna.co.kr