昨年の1人当たり国民総所得 朝鮮戦争休戦直後の503倍=韓国
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2019.12.19 14:22
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は19日、国民所得統計の基準年を従来の2010年から15年に改定する作業を終え、新たな基準による資料を韓国銀行経済統計システムのホームページに掲載した。新基準で18年の1人当たり国民総所得(GNI)は3万3434ドル(現在のレートで約366万円)と、朝鮮戦争が休戦した1953年(67ドル)の約503倍となった。
基準改定により、所得指標はおおむね上方修正された。ただ、過去にさかのぼるほど旧・新基準の幅は小さい。
1953年の1人当たりGNIは旧・新基準とも同じだが、2018年は旧基準の3万1349ドルから新基準は3万3434ドルに増えた。
1人当たりGNIは年平均10.0%伸びた計算だ。増加率を10年単位でみると、1950年代は3.6%だったが、60年代が10.4%、70年代が22.8%、80年代が12.9%と2桁が続いた。90年代は6.2%、2000年代は6.1%に鈍化した。10~18年は6.4%だった。
一方、名目国内総生産(GDP)は1953年の477億ウォン(現在のレートで約45億円)から2018年には1893兆ウォンに増加した。
mgk1202@yna.co.kr