韓中が漁業協力会議開催 違法操業の取り締まり強化要請
記事一覧
2019.12.19 17:38
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部と中国外務省、漁業関連機関による「韓中漁業問題協力会議」が19日、韓国南部の全羅南道・麗水で開かれた。
会議は13回目で、両国今年に入り黄海などでの操業秩序が全般的に改善されていると評価した。また、中国漁船の違法操業の状況を点検し、根絶策を協議した。
韓国は黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)の海域などで中国漁船が韓国の水域を集団で侵犯するなど、違法操業問題が解消していないと指摘。東海の北朝鮮側水域での中国漁船の操業により、イカなどの漁業資源が枯渇しているとして、中国側に取り締まりの強化を呼びかけた。
両国は海上救助、緊急避難など漁業分野での協力強化が両国関係の強化に寄与するとの認識で一致し、漁業資源保護と海洋生態系保全のために努力することを決めた。
次回の会議は来年上半期に中国で開催される。
ynhrm@yna.co.kr