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文大統領 米朝対話中断は「北にも得にならない」=習主席と会談

記事一覧 2019.12.23 14:39

【北京聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、中国・北京で習近平国家主席と会談し、「朝米(米朝)対話が中断し、朝鮮半島の緊張が高まっている最近の状況は両国はもちろん、北にも決して得にならない」として、「せっかく得た機会が実を結ぶよう、一層緊密に協力していくことを望む」述べた。

会談前、握手を交わす文大統領(左)と習主席=23日、北京(聯合ニュース)

会談前、握手を交わす文大統領(左)と習主席=23日、北京(聯合ニュース)

 非核化を巡る米朝交渉の膠着(こうちゃく)が続く中、北朝鮮が軍事挑発を示唆するなど朝鮮半島情勢の緊張が強まっていることを踏まえ、北朝鮮を対話の場に引き出すため中国が役割を果たすよう要請する発言とみられる。

 文大統領は「中国がこの間、朝鮮半島の非核化や平和定着のため、重要な役割を果たしたことを高く評価する」とも述べた。

 両国関係に関しては、「一時的には互いに残念な気持ちになることもあるが、両国の関係は決して疎遠になることができない悠久の歴史と文化を有している」と強調した。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備で両国が対立したことを念頭に置いた発言とみられる。

 また、「来年の近いうちにソウルで再会することを期待する」とし、習主席の訪韓を要請した。

 その上で、「今年の韓中関係と朝鮮半島情勢で多くの成果と変化があった」として、「韓中の交流が活気を取り戻し、両国の貿易が2000億ドル(約21兆8800億円)を超え、800万人を上回る国民が隣人のように両国を行き来している」と述べ、交流拡大に意欲を示した。

kimchiboxs@yna.co.kr

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