米朝対話の早期再開へ努力 韓中日首脳会談で一致
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2019.12.24 13:57
【成都聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と中国の李克強首相、日本の安倍晋三首相は24日午前、中国・成都で首脳会談を行い、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和定着が3カ国共同の利益に合致するとの認識を改めて確認し、緊密に協力することで一致した。
とりわけ、米朝対話の早期再開を通じ、非核化の実質的な進展をもたらすことが朝鮮半島や北東アジア、世界の平和・繁栄にとって重要だとして、多角的な外交努力を続けることにした。
また、3カ国首脳会談が昨年に続き、2年連続で開催されたことは会談の定例化に向けて重要な契機となったと評価。3カ国協力を安定的に充実・発展させるため、協力の定例化・制度づくりを強化することで一致した。
会談では3カ国の国民が体感できる実質的な協力を拡大していく必要があるとして、▼大気汚染防止に向けた経済・社会・環境分野での協力強化▼開放的・互恵的な貿易環境づくり▼科学技術協力の拡大推進▼域内の連携性・インフラ協力強化――のため積極的に協力することで合意した。
人的・文化交流拡大の必要性を確認し、昨年韓国で開かれた平昌冬季五輪に続き、来年の東京夏季五輪、2022年の北京冬季五輪の開催が成功するよう協力することでも一致した。
3カ国は今回の会談の結果をまとめ、今後10年の協力構想などを盛り込んだ文書を採択した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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