韓国左腕・柳賢振 ブルージェイズ入団手続きのため25日出国
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2019.12.24 10:40
【ソウル聯合ニュース】米大リーグのブルージェイズと4年総額8000万ドル(約87億5000万円)で契約合意した韓国人左腕、柳賢振(リュ・ヒョンジン、32)が、入団手続きのため25日に韓国を出発する。柳の韓国マネジメント会社が24日、伝えた。
柳はブルージェイズの本拠地、カナダのトロントへ向かう。メディカルチェックを受け、問題がなければ現地で入団記者会見も行う予定だ。
ドジャースからフリーエージェント(FA)となっていた柳とブルージェイズの契約合意は23日に大リーグ公式サイトなどが伝えたが、球団側はまだ正式に発表していない。メディカルチェックを経て正式に契約を結ぶことになる。
柳は2015年に肩の手術を受けており、現地メディアはこの手術歴を弱みに挙げていた。だが、今季は29試合に登板して182回2/3を投げ、14勝5敗、防御率は両リーグトップの2.32をマーク。健康面への不安を払拭(ふっしょく)した。
正式契約を結べば、柳は韓国出身投手のFA最高額契約記録を更新する。これまでの韓国出身投手の最高額は韓国人初のメジャーリーガー、朴賛浩(パク・チャンホ)が01年にレンジャーズと結んだ5年総額6500万ドル。
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