韓中 「大気の質」情報を共有へ=PM予報などに活用
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2019.12.27 06:00
【ソウル聯合ニュース】韓国と中国が27日から専用回線を利用して大気の質の予測情報を共有する。今後は中国の情報を韓国国内の粒子状物質(PM)の濃度予報に活用できる。韓国環境部の国立環境科学院が伝えた。
両国の予測情報の共有は今年2月の環境相会談で締結された「韓中大気の質予測情報および技術交流協力案」の一つ。
中国は北京や大連など11省・市の今後3日間の「空気質指数(AQI)」とPMの濃度に関する資料を毎日1回、国立環境科学院に提供する。
環境科学院は中国の情報を国内のPMの予測に利用する計画だ。
中国のAQI情報により、韓国でPMの非常低減措置を発令する可能性も予測できると期待している。
yugiri@yna.co.kr