「BTS」の商標巡る争い 百貨店側が権利放棄で解決
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2020.01.07 19:42
【ソウル聯合ニュース】韓国人気グループBTS(防弾少年団)に関連する商標権を巡り、百貨店大手の新世界百貨店とBTSの所属事務所、ビッグヒットエンターテインメントが争っていた問題で、新世界百貨店は7日「BTSと関連したすべての商標権を放棄する。新世界は韓流文化を代表するBTSの活動を応援する」との立場を発表した。
ビッグヒットエンターテインメントはBTSがデビューする前の2013年5月に「BTS」を商標登録出願したが、別の会社が「BTS BACK TO SCHOOL」という商標を出願していたため、却下された。
新世界百貨店も17年に自社のセレクトショップ「BOON THE SHOP」の略字「BTS」の商標登録出願をして同じ理由で却下されたが、他社の持つ「BTS」の商標権を買い取っていた。
ビッグヒットエンターテインメントは「BTS」の商標を他社が独占して所有しないよう全力を尽くして権利を確保するとの方針を明らかにしていた。
yugiri@yna.co.kr