金正恩氏の誕生日 今年も「平日」=祝賀行事など確認されず
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2020.01.08 11:34
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が8日、36歳の誕生日を迎えたが、北朝鮮では例年と同じく、誕生日を祝う行事など特異な動きは出ていない。国営メディアも金委員長の誕生日に関する記事は掲載しなかった。
一部では北朝鮮が金委員長の誕生日に合わせ、挑発行為を行う可能性があるとの見方を示していた。
北朝鮮では金委員長の祖父、故金日成(キム・イルソン)主席の誕生日(4月15日)と父の故金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日(2月16日)は祝日になっている。だが、北朝鮮の外国文出版社が製作した2020年のカレンダーで、金委員長の誕生日はこれまでと同様、平日扱いとなっている。
北朝鮮が金委員長の誕生日を祝日に指定せず、公式行事を開いていないのは、まだ30代の若い年齢であることを考慮したためとみられる。
kimchiboxs@yna.co.kr