科学技術を成長戦略の核に 文大統領に関係官庁が業務報告
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2020.01.16 13:38
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は16日、科学技術情報通信部と放送通信委員会からそれぞれ新年の業務報告を受けた。
大統領への業務報告は「確実な変化」をテーマに、同日から来月にかけて行われる。
文大統領はこの日、第5世代(5G)移動通信システムや人工知能(AI)、データ活用など、科学技術で経済産業の変革と成長への突破口を開く意思を示した。今年最初の業務報告を科学技術情報通信部と放送通信委から受けたこと、科学技術と情報通信技術の研究・開発拠点である韓国電子通信研究院(ETRI)で業務報告が行われたことが、科学技術に対する意気込みをあらわしていると、青瓦台(大統領府)は説明した。
科学技術情報通信部は文大統領に、バイオヘルスや宇宙、エネルギー、素材・部品、量子技術など「戦略技術」に対する集中的な投資計画を報告した。AI関連プロジェクトと5G全国ネットワーク構築には官民合同で30兆ウォン(約2兆8500億円)を投資する計画だ。
放送通信委はメディア分野の古い規制の全面的な見直しによる未来志向的なメディア政策の策定、公正な競争環境整備などに重点的に取り組むと報告した。
mgk1202@yna.co.kr