北朝鮮 国境地帯で貨物検疫を強化=新型肺炎予防
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2020.01.31 09:04
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は31日、北朝鮮当局が新型コロナウイルスの流入を防ぐため、「国境に位置する主要地点などで衛生検疫対策を徹底するための作戦と指揮を取っている」と伝えた。外国からの貨物が持ち込まれる空港や鉄道駅などで輸出入品の検査・検疫、外国出張者の検診などの活動を強化している。
国家品質監督委員会の幹部や公務員が国境地帯と主要地点に派遣されているという。同委員会の下に置かれた輸出入品検査検疫所は各地の防疫指揮部と、入国者の隔離と観察でも協力している。
労働新聞は別の記事で、体を鍛えて免疫力を高めることが重要と強調し、高麗人参の加工品の摂取や注射などを勧めた。
同紙は連日、中国での感染者数と死者数、世界各地での発症状況を伝えている。
mgk1202@yna.co.kr
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