新型肺炎の2人目感染者が回復 退院検討中=韓国当局
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2020.02.03 16:15
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理本部長は3日、国内で2人目に新型コロナウイルスへの感染が確認された50代の韓国人男性について、肺炎の症状が回復し、ウイルスの検査結果も「陰性」と確認されたとして、退院を検討中だと明らかにした。
保健当局は感染が確認された患者に対して定期的に検査を行い、体内にウイルスが残っているかどうかを確認している。
24時間間隔で2回行われた検査でいずれも陰性と確認されれば患者を隔離解除できるが、退院させるかどうかは医療陣が患者の健康状態などさまざまな状況を考慮して判断する。
鄭本部長は2人目の患者について「専門家の事例検討を通じて退院の可否と日程を決める予定だ」と説明した。
この患者は中国・武漢で勤務し、先月22日に韓国に戻った。入国時の検疫で監視対象者に分類され、保健当局のモニタリングを受けていたが、同月24日に感染が確認され、指定の病院に隔離されて入院治療を受けていた。
ynhrm@yna.co.kr
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