韓国の新任中国大使 正式着任前に異例の会見へ=新型肺炎拡散で
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2020.02.03 17:48
【ソウル聯合ニュース】新任のケイ海明・駐韓中国大使は4日午前10時からソウル市内の中国大使館で会見を開き、中国政府のウイルス防疫の努力と新型肺炎の拡散を防ぐための韓中両国政府の取り組みなどを説明する。在韓中国大使館が3日、明らかにした。
一国の大使が赴任先の国で公式活動を行うには、本国の国家元首から受け取った信任状の正本を赴任国の元首に提出しなければならないが、新任大使が信任状奉呈式を行う前に会見を開くのは極めて異例といえる。
先月30日に着任したケイ氏のこのような行動は、湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスが国境を越えて急速に拡散し、韓国で中国に対する批判的世論が高まっていることを考慮したものとみられる。
大使館関係者は「韓国メディアからの問い合わせが多く、中国政府の立場を説明する必要があるため会見を開くことにした」と説明した。
ynhrm@yna.co.kr