新型肺炎患者の大多数は初期に発見 1人は退院へ=韓国
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2020.02.04 08:46
【ソウル聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスによる肺炎に感染した患者15人の大多数は感染初期に見つかり、治療が順調に進んでいる。このうち、1人は完治し、退院する見込みだ。
一時は4人目の患者の死亡説も出ていたが、医療陣は同患者の健康状態は安定的と判断している。
鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理本部長は「15人を入院させて治療した結果、最初にせきの症状があり、少しずつ肺炎が進行する特徴を確認した」と説明した。
患者の肺炎はレントゲン撮影では確認されず、コンピュータ断層撮影(CT)検査で確認されている。症状も一般的な肺炎より軽い水準という。
先月24日に感染が確認された2人目の患者は症状がなくなり、退院する予定だ。新型コロナウイルスの検査で陰性の結果が出たという。感染症はウイルス検査を24時間間隔で2回行い、2回とも陰性であれば完治したとされる。
ただ、保健当局は新型コロナウイルスに関する情報が十分ではないため、2人目の患者のように完治した感染者の退院基準も専門家の意見を受けて決める方針だ。
kimchiboxs@yna.co.kr
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