新型肺炎 2人目感染者は今週中に退院可能=韓国国立中央医療院
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2020.02.04 11:19
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスによる肺炎が拡大している問題で、韓国国立中央医療院の鄭基賢(チョン・ギヒョン)院長は4日、聯合ニュースに対し、同院に入院している国内2人目の感染者が「すでに完治した」として「今週中に退院できる」と述べた。
疾病管理本部は3日、この感染者の退院を検討していると明らかにしていた。新型コロナウイルスの検査で陰性の結果が出たという。ウイルス検査を24時間間隔で2回行い、2回とも陰性であれば医師の判断で退院できる。
鄭氏によると、この感染者の治療にはさまざまな方法が使用され、どの治療法が有効だったかは断言できないという。ただ、エイズウイルス(HIV)の治療薬は使われたという。鄭氏は「HIV治療薬が(新型コロナウイルスに)有効かどうかについてはまだ根拠がない」として、「治療法は病院によって異なる」と述べた。
この感染者は中国・武漢で勤務し、先月22日に帰国した55歳の韓国人男性だ。同24日に感染が確認され、国立中央医療院に隔離された。
kimchiboxs@yna.co.kr
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