マスクの需要増に総力 買い占め取り締まりも=韓国政府
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2020.02.04 15:21
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、韓国でもマスクの需要が増加している。政府は関連業界が抱える問題を早期に解決し、買い占めを取り締まるなど全力で対応に当たっている。
産業通商資源部の成允模(ソン・ユンモ)長官は4日、ソウル近郊の京畿道抱川市にある保健用マスク(医薬部外品として認可を受けたマスク)の原材料メーカーを訪れた。今回の訪問は、マスクの需要が急増する中、現場の関係者を激励し、問題点を聴取するため。
マスク買い占めのような市場の秩序を乱す行為は食品医薬品安全処、公正取引委員会、国税庁、地方自治体などで構成された政府の対策班が大々的な取り締まりを行う。
同部関係者は「非常対応体系を通じ、中国向け輸出、素材・部品の需給状況などをリアルタイムで点検し、問題解決に向け総力を挙げている」と述べた。
hjc@yna.co.kr