文大統領 カンボジア首相と面会=互恵的協力強化に期待
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2020.02.04 20:41
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日、青瓦台(大統領府)でカンボジアのフン・セン首相と面会し、韓・カンボジア間の協力強化策と韓・東南アジア諸国連合(ASEAN)、韓・メコン協力策などを幅広く議論した。
フン・セン首相は、世界基督教統一神霊協会(統一教会)系組織の「天宙平和連合」が主管する「ワールドサミット2020」の総会に出席するため訪韓。このため、両氏は首脳会談ではなく面談形式で相互の関心事について意見交換した。
文氏とフン・セン氏の面会は、昨年3月に文氏がカンボジアを国賓訪問した際に首脳会談を行って以来、11カ月ぶり。
文大統領は、「今年は両国間の互恵的協力が一層強化される年になるよう願う」と述べた。
また、韓国政府が気候変動への対応と持続可能な発展目標達成のための国際的結束強化に寄与するため「グリーン成長とグローバルゴールズ2030のためのパートナーシップ(P4G)首脳会議」を開催予定であることを説明し、カンボジアの積極的な支持を呼び掛けた。
フン・セン氏は、多くの企業がカンボジアに投資するよう文氏に協力を要請した。
両首脳は、昨年11月に韓・ASEAN特別首脳会議と韓・メコン首脳会議が成功裏に終了したことで新南方政策の履行に重要な道しるべを設けたと評価し、これを基盤に韓・ASEAN、韓・メコンの協力のために緊密に協議することを決めた。
ynhrm@yna.co.kr