韓国・LG電子 スペインでの携帯見本市参加取りやめ=新型肺炎拡大で
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2020.02.05 09:19
【ソウル聯合ニュース】韓国のLG電子は5日、スペインのバルセロナで24日開幕するモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」への参加を取りやめると発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、顧客と社員の安全を優先すると説明した。
MWCはモバイル分野の世界最大級の見本市で、韓国からはサムスン電子やSKテレコム、起亜自動車などの大企業が出展を予定している。参加取りやめを決めたのはLG電子が初めて。
MWCには今年も10万人以上が来場する見通しだ。このうち中国人が3万~4万人に上ると予想される。来場者は機器を手に取ったり試してみたりするため、感染のリスクが高いと指摘されている。
LG電子は今回のMWCでスマートフォンの新製品「V60 ThinQ」と「G9 ThinQ」を披露する予定だったが、延期することになる。同社は「新型コロナウイルスの感染状況を見ながら安全面を判断した上で、新製品公開イベントを開催する計画だ」と説明した。
出展は見合わせるものの、すでに日程を押さえてある海外通信会社との商談は行う予定だ。
mgk1202@yna.co.kr
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