米コネチカット州に「平和の少女像」設置 米国で6体目
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2020.02.08 08:00
【ソウル聯合ニュース】米北東部、コネチカット州に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が設置され、3月1日に除幕式が開かれる。同州にキャンパスを置くエール大の学生による人権団体「STAND」と韓国系団体コネチカット韓人会が8日までに伝えた。
平和の少女像が同州に設置されるのは初めて。米国ではワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタ、デトロイトに続き6体目。
関係者によると、設置される少女像はエール大で展示された後に撤去されたもので、韓人会館に移すという。
STANDは昨年5月に大学内に少女像を設置し展示したが、大学側が設置の継続を認めず、移転場所を模索していた。
韓人会側は「平和の少女像は政治的・理念的な対立とは関係なく、第二次世界大戦で苦痛にあったすべての被害者女性の歴史を伝えるシンボル」とし、「戦争の苦痛の共有や平和・共存をテーマにしたセミナーを開くなど少女像の意味を知らせることにも積極的に取り組む」と話した。
yugiri@yna.co.kr