「政権審判」掲げ保守勢力が結集 新党「未来統合党」発足=韓国
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2020.02.17 14:51
【ソウル聯合ニュース】韓国の最大野党「自由韓国党」など、保守勢力が結集した新党「未来統合党」が17日、正式に発足した。同党は国会で開いた発足式で、文在寅(ムン・ジェイン)政権に対する審判を掲げ、保守勢力を集結させて4月の国会議員総選挙に臨む方針を明らかにした。
今回の総選挙は進歩(革新)系与党「共に民主党」(17日時点の議席数129)と未来統合党(同113)、民主統合党(同28)、「実用的中道」を掲げて結成を目指している「国民の党(仮称)」、革新系「正義党」(同6)の5党が競合する構図となる。自由韓国党が4月の総選挙から導入される準連動型比例代表制に対応するため結成した衛星政党「未来韓国党」(議席数5)を合わせると、未来統合党の議席数は118となる。
未来統合党には自由韓国党のほか、保守系の野党第3党「新しい保守党」、少数党「未来に向けた前進4.0」に加え、一部の中道・進歩勢力も加わった。
朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾で自由韓国党の前身だった「セヌリ党」が分裂して以降、約3年ぶりに保守勢力が結集することになる。
統合党の執行部は自由韓国党のメンバーが中心となり、代表は自由韓国党の黄教安(ファン・ギョアン)代表が務める。
kimchiboxs@yna.co.kr
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