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韓国政府「地域社会への拡散念頭に対応」 新型肺炎

記事一覧 2020.02.19 13:44

【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの対策にあたる韓国政府の中央対策本部の盧洪仁(ノ・ホンイン)総括責任官は19日、記者会見で、ウイルスが防疫網の統制範囲を出て地域社会に拡散する状況を念頭に置き、対応策を前もって準備して段階的に実施していると明らかにした。

会見する盧総括責任官=19日、世宗(聯合ニュース)

会見する盧総括責任官=19日、世宗(聯合ニュース)

 韓国の中央防疫対策本部によると、この日新たに15人の新型コロナウイルス感染が判明し、韓国での感染者数は計46人となった。この15人のうち、13人は南東部の大邱とその周辺の慶尚北道地域で感染が確認され、事実上、地域社会での流行が始まった。

 最近感染が判明した人々は海外渡航歴がなく、感染者と接触もしていないケースが大半を占めており、防疫対策の全面的な見直しは避けられない。

 政府は、新たな感染者が多数発生した大邱の地元住民に対し、せきや発熱など風邪に似た症状が出た場合、すぐに病院や救急室へ行くのではなく、まずは疾病管理本部のコールセンター(局番なし1339)または保健所に連絡してほしいと呼び掛けている。

tnak51@yna.co.kr

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