感染症危機レベル「警戒」に据え置きも「厳重に対応」=韓国政府
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2020.02.20 13:57
【世宗聯合ニュース】新型コロナウイルスに関する韓国政府の中央対策本部の副本部長を務める金剛立(キム・ガンリプ)保健福祉部次官は20日の会見で、「地域社会での感染拡大はまだ一部の地域で、限定的となっている」として、関連法に基づき、感染症の危機警報は現行の「警戒」を維持すると述べた。政府としては警報の引き上げとは別に厳重に対応しているとも強調した。韓国では前日から南東部の大邱・慶尚北道を中心に、新たな感染確認が続出している。
感染症の危機警報は低い順に「関心」「注意」「警戒」「深刻」と設定されている。政府は国内で感染が初めて確認された先月20日に「関心」から「注意」へ、1週間後にはその上の「警戒」に引き上げた。
金氏は「感染症のリスク評価、地域社会での発生状況などを総合的に判断し、引き上げるかどうかを検討する」と説明した。また、「政府は『深刻』に準じる状態として対応に臨んでいる」とし、政府全体で防疫作業にあたっていることを強調した。
mgk1202@yna.co.kr
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