文大統領「中国に協力したい」 習主席と新型肺炎巡り電話会談
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2020.02.20 20:47
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、中国の習近平国家主席と電話会談し、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスへの対応と関連し、中国の苦境は韓国にとっても苦境であるとし、「最も近い隣国である中国側の努力に対し、わずかでも協力したい」と述べた。青瓦台(大統領府)の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。
電話会談は午後5時28分から同6時まで行われた。両首脳が電話会談をするのは文大統領が就任してから今回が4回目。
習主席は「文大統領の発言に非常に感動した」とし、「苦境にあるときに互いに協力して対応し、両国が隣国として心を一つにして協力し、共に困難を切り抜けようとしている」と評価した。
両首脳は特に両国の臨床試験の成果を共有し、これを通じて今後、防疫当局間の協力を強化することにした。
また、両首脳は今年の上半期に予定されている習主席の訪韓について、変更することなく推進することを確認した。
yugiri@yna.co.kr
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