外国人留学生の滞在手続きが大学で可能に 新型コロナ防止対策=韓国
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2020.02.21 14:35
【ソウル聯合ニュース】韓国法務部は21日、新型コロナウイルスの市中感染防止のため、外国人留学生が出入国関連施設を直接訪問せずに滞在期間の延長申請ができるよう手続き方法を改善すると発表した。
これまで一部の大学のみに認められていた延長申請の団体受け付けを全ての大学に拡大し、留学生の代わりに大学関係者が出入国・外国人関連施設を訪問して手続きを行えるようにする。大学側の業務負担を軽減するため、在学証明書などの一部書類の提出は免除される。
今後は、担当者と対面せずにオンライン上で滞在期間延長などの手続きが行えるシステムも導入する予定だ。
法務部は、新型コロナウイルスによる産業現場での人員不足などを解消するため、外国人船員の滞在期間も延長することを決めた。
雇用労働部、海洋水産部との協議により、就業活動期間(4年10カ月)が満了する非専門就業(E―9)と船員就業(E―10)の資格所持者の滞在期間を最大50日まで延長できるようにする。
法務部は「留学生の官署訪問と対面受付の不便さを改善することで、地域社会への感染症拡散の懸念を解消する」とし、「産業現場の困難も解消されることを期待する」と説明した。
ynhrm@yna.co.kr
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