新型肺炎感染者計556人に増加 死者4人に=韓国
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2020.02.23 11:15
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は23日、前日の午後4時から23日午前9時までに新たに123人の感染が確認されたと発表した。韓国での感染者数は計556人となった。
また、感染者から新たに2人の死者が出た。韓国での死者は4人に増えた。
3人目の死者は40代の男性で、南東部・慶尚北道慶州市の自宅で21日に亡くなっているのが発見された。死後のウイルス検査で陽性と判定された。4人目の死者は既に感染者が出た同道・清道の病院に関連がある50代の男性で、死因と新型コロナウイルスの関連性は調査中だ。1人目と2人目の死者も同病院の入院患者だった。
新たに感染が判明した123人のうち、集団感染が発生した大邱市南区の新興宗教団体「新天地イエス教会」に関連した人は75人。地域別では大邱市が63人、慶尚北道が7人、京畿道が2人、釜山市、光州市、慶尚南道がそれぞれ1人。
残りの新規感染者48人の感染経路については調査中だ。
大邱市と慶尚北道での感染者は計465人に増えた。同教会に関連した人は306人、同病院に関連した人は111人となっている。
一方、感染の有無を調べるために検査を受けた人(感染者除く)は2万2077人で、このうち1万6038人は陰性だった。残りの6039人は現在検査中だ。
中央防疫対策本部は、午前10時(同9時時点)と午後5時(同4時時点)の1日2回、新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
hjc@yna.co.kr
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