ヨルダンも韓国からの入国禁止 6カ国・地域に=新型肺炎
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2020.02.24 10:02
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの感染が韓国国内で拡大していることを受け、ヨルダンが韓国を出国してから14日が経過していない外国人の入国を禁止し、韓国からの入国を禁止している国が6カ国・地域となった。韓国政府は防疫態勢などを詳しく説明し、過剰な対応を防ぎたい考えだが、こうした措置はさらに拡大する懸念がある。
韓国外交部によると、23日時点で韓国からの入国を禁じているのはイスラエルとバーレーン、ヨルダン、キリバス、サモア、米領サモア。
また、ブルネイや英国、オマーン、エチオピア、ウガンダなどは韓国などからの入国審査の厳格化や14日間の隔離などの措置を取っている。米疾病対策センター(CDC)は日本とともに韓国について渡航警戒レベルを3段階のうちレベル2の「注意を強化」に引き上げた。
韓国政府は各国による行き過ぎた入国制限や韓国への渡航自粛を防ぐため、韓国の防疫に対する取り組みや新型コロナウイルス感染に関する正確な情報を各国に伝える方針だ。
韓国で感染者が急増しているものの、全国的な拡大ではなく南東部の大邱・慶尚北道など一部地域に限定されていること、新興宗教団体の信者など特定集団に集中していることを説明していく。
kimchiboxs@yna.co.kr
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