新型肺炎感染者数833人に増加 死者は8人に=韓国
記事一覧
2020.02.24 18:46
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は24日、この日午前9時から同午後4時までに新たに70人の感染が確認されたと発表した。この日午前に発表された161人を合わせると、1日で感染者は231人増えた。韓国での感染者数は計833人となった。
また、感染が確認され、大邱市内の病院で治療を受けていた患者1人が死亡した。韓国での死者は8人目。
新たに感染が確認された70人のうち、53人が大邱市(41人)と慶尚北道(12人)で確認され、両地域の感染者数は合計681人に増えた。このほか、釜山市で12人、京畿道で2人、ソウル市、大田市、蔚山市でそれぞれ1人の感染が確認された。
大邱市には多数の感染者が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」の教会があるが、新規感染者70人と同教会との関わりについてはまだ確認されていない。
この日午前時点での同教会関係者の感染者は合計456人。集団感染が発生した慶尚北道・清道の病院に関連した感染者は合計113人となっている。8人目の死者となった感染者は同病院に関わりがあったという。
この日新たに4人の完治が確認され、完治した人は合計22人に増えた。
また、感染者のうち特に症状が重い人は2人で、やや重い人は14人。
一方、感染の有無を調べるために検査を受けた人(感染者除く)は3万1923人で、このうち2万292人は陰性だった。残りの1万1631人は現在検査中だ。
中央防疫対策本部は、午前10時(同9時時点)と午後5時(同4時時点)の1日2回、新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
yugiri@yna.co.kr
キーワード