今年の成長率見通し 2.1%に下方修正=韓国中銀
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2020.02.27 14:25
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は27日に発表した経済展望報告書で、韓国の今年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを従来の2.3%から2.1%に引き下げた。新型コロナウイルスの感染拡大が長引かず、3月中にピークに達した後に終息するという前提での見通しだ。
韓銀は、新型コロナウイルスの影響で成長の勢いが一時的に弱まるものの、拡張的な財政政策が取られ、設備投資が回復傾向を見せているなか、感染の終息後には民間消費や輸出も不振を抜け出して成長の流れが次第に改善されると予想。新型コロナウイルスによる打撃は一時的との判断を示した。
韓銀はこの日、定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年1.25%で据え置いた。
tnak51@yna.co.kr