韓国の全官庁 24時間体制で新型コロナ対応へ
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2020.03.06 10:54
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部は6日、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、すべての中央官庁が「24時間緊急状況室」を運営する非常対応体制に入ったと明らかにした。危機的な状況が収束するまで運営される。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は3日の閣議で、すべての官庁に対し、新型コロナウイルスに対応するため24時間体制に転換するよう指示していた。感染拡大防止に向け、防疫当局だけではなく、政府を挙げて取り組む方針だ。
外交部など非常対応組織を運営してきた官庁は責任者を長官などに格上げし、対応体制を強化する。
同対策本部の陳永(チン・ヨン)第2次長(行政安全部長官)は「異例に高い新型コロナウイルスの感染率が防疫体系に深刻な脅威となっている。いつにも増して関連官庁の緊密な協力が必要だ」として、全官庁が防疫に最善を尽くし、経済的に厳しい局面という認識の下、経済回復のための努力も行うよう促した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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