韓日の政策対話 マラソン協議も対韓輸出規制で具体策出ず
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2020.03.11 10:02
【ソウル聯合ニュース】韓国と日本の貿易管理当局は10日午前から11日未明まで、輸出管理に関する第8回政策対話を開催した。テレビ会議で行われた局長級の同会合は約16時間に及んだが、日本の対韓輸出規制については明確な結論が出なかった。
韓日両国は11日に資料を配布し、「韓国の制度改善を含め、両国の法的および制度的な輸出管理力の強化計画を前向きに評価した」と伝えた。また、「両国の輸出管理と技術移転管理が効率的に行われるよう、協力を強化していかなければならないとの意見で一致した」と説明した。
だが、韓国に対する輸出規制強化の措置がいつ終わるか、日本から回答を得ることはできなかった。代わりに双方は「懸案解決に寄与するための対話と意思疎通を続けることで合意した」と記した。
第9回となる次回の政策対話は、準備会合を経て両国が合意した日に韓国で開催する。
今回の政策対話は昨年12月16日に東京で開いて以来、約3カ月ぶり。当初はソウルで開催予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でテレビ会議に変更された。
mgk1202@yna.co.kr