免税店が休業・短縮営業を実施 新型コロナで利用客急減=韓国
記事一覧
2020.03.11 19:12
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスの感染拡大により韓国を発着する旅客便が減り、免税店が休業や営業時間の短縮などを実施している。
ロッテ免税店は11日、金浦空港国際線ターミナルの売場を12日から休業すると発表した。
韓国が9日に日本からの入国制限の強化を始め、金浦空港を発着する日本路線の旅客便は1日1~2便程度に減少した。これにより免税店の利用者も急減し、わずかに残った便もなくなる可能性がある。
ロッテ免税店は、既に開店休業状態であることに加え、入店しているメーカーも休業を要請しており、韓国航空公社と協議した上で、臨時休業することを決めたと説明した。営業再開については、旅客便や利用者の状況などを考慮して決めるという。
またロッテ免税店は全国5カ所で運営している市内の免税店の営業時間を12日から午前9時30分から午後5時30分までに短縮する。
新羅免税店は金浦空港店の営業時間を午前8時から午後5時までに短縮する。これまでは午前6時30分から午後8時30分まで営業していた。
新羅免税店は休業については検討していないが、状況を見極めるとの立場を示した。
yugiri@yna.co.kr
キーワード