韓国の新型コロナ感染者 再び1日100人台に増=死者92人
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2020.03.19 11:33
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は19日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は計8565人だと発表した。感染者は前日午前0時の時点から152人増えた。1日当たりの新たな感染者の発生数は、4日連続で100人以下だったが再び3桁台へと増加した。死者は前日から8人増え計92人となった。
新たに感染が判明した152人のうち、109人は南東部の大邱市(97人)とその周辺の慶尚北道(12人)で確認された。大邱では療養型病院で集団感染が起こった影響などで感染者数が増加した。
その他の地域で新たに感染が判明したのはソウル市で12人、蔚山市で6人、京畿道で18人、忠清北道で1人、全羅北道で1人。空港での検疫でも5人の感染が確認された。
この日午前0時現在の死者は前日の同時刻より7人増えた91人で、その後さらに慶尚北道で1人の死亡が確認され、計92人となった。感染者の致死率は1.07%。
92人目の死者は同道・清道の療養型病院に入院していた80代の男性で、死後に新型コロナウイルスの感染が確認された。
感染者のうち、完治して隔離を解かれた人は407人増え、計1947人となった。
感染の有無を調べるためこれまでに検査を受けた人(感染者を含む)は30万人を超え、感染者を含めて30万7024人となった。このうち28万2555人は陰性で、1万5904人は結果待ちだ。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
ynhrm@yna.co.kr
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