韓米の通貨スワップ協定 「外為市場の安全弁に」=韓国次官
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2020.03.20 10:24
【ソウル聯合ニュース】韓国企画財政部の金容範(キム・ヨンボム)第1次官は20日の政策点検会議で、韓国銀行(中央銀行)と米連邦準備理事会(FRB)が前日締結した600億ドル(約6兆6700億円)の通貨交換(スワップ)協定について、「世界的な金融不安に影響を受けていた国内の外国為替市場を安定させる上で、頼もしい安全弁の役割を果たすだろう」と期待を示した。
金氏は、新型コロナウイルスの感染拡大による当面の経済心理の委縮は避けられないものの、こうした状況がずっと続くと仮定するには無理があるとし、「恐怖に駆られて市場不安や短期的な(相場の)乱高下に加わるよりも、落ち着いて長い目で市場を見る必要がある」と訴えた。その上で、「政府はこの先も状況変化に合わせて断固たる市場安定化措置を取り、国民生活の安定に万全を期す」と強調した。
tnak51@yna.co.kr
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