文大統領「外為市場安定化に大きく役立つ」 米との通貨スワップ協定に
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2020.03.20 14:38
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、フェイスブックなどの交流サイト(SNS)への投稿で、韓国銀行(中央銀行)と米連邦準備理事会(FRB)が前日締結した600億ドル(約6兆6000億円)の通貨交換(スワップ)協定について、「国内の外国為替市場の安定化に大きく役立つだろう」と評価した。
同協定の期限は最短で今年9月19日までで、韓国銀行は韓国ウォンと引き換えに、FRBから最大600億ドルのドル資金の供給を受けられる。
文大統領は、韓国銀行はこれまで中央銀行としての独立性と専門性を基にさまざまな経済状況に責任を持って対応し、ステータスを高めてきたとし、「今回の成果もその結果だと思う」と同行をねぎらった。
また、通貨当局と財政当局の協力で成し遂げられた通貨スワップ協定という成果に、国民は頼もしさを感じるはずだとし、「基軸通貨国としてリーダーシップを発揮してくれた米国にも感謝する」と記した。
その上で、「政府は外国為替市場の安定化に続き、債券市場と株式市場の安定化に向けても強力な対策を講じていく」とした。
tnak51@yna.co.kr
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