ソウル市がクラブなどに営業停止命令 19日まで=新型コロナ
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2020.04.08 14:38
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は8日、新型コロナウイルスに関する定例会見で、「遊興店、すなわちルームサロン(個室タイプの高級クラブ)、クラブ、コーラテック(ディスコ)に対し、きょうから政府が設定した『社会的距離』確保期間の19日まで集合禁止を命じる」と述べ、これに伴い遊興店は自動的に営業できなくなると説明した。遊興店従業員の新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、ソウル市が市内の遊興店に事実上の営業停止命令を出したことになる。
朴氏は「一部の若者たちは、共同体を危機に陥れる無分別な行動を控えるべきだ」とし、「江南の遊興店に関連した感染者が発生したことが、私たちの懸念を増幅させている」と述べた。
また「これまでに市内の2146店のクラブ、コーラテック、遊興酒店(キャバクラなど)に一時休業を勧告したが、422店が営業中だ」と指摘し、「こうした場所では密接な接触があり、(他人との距離を取るといった)防疫ルールの順守が不可能なため、集合禁止命令を出した」と説明した。
日本から帰国後に新型コロナウイルス感染が判明した韓国男性グループ、SUPERNOVA(スーパーノバ)のユナクさんに続き、ユナクさんと接触した江南の遊興店の女性従業員、従業員のルームメートの女性も感染していたことが、7日に明らかになっていた。
tnak51@yna.co.kr
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