新型コロナ再陽性が116人に増加 隔離解除者の管理強化へ=韓国
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2020.04.13 15:47
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は13日の記者会見で、新型コロナウイルスによる感染症が完治し隔離が解除された後、再び陽性判定を受けた人が計116人になったと明らかにした。12日から5人増えた。
鄭氏によると、再陽性の事例は大邱市で48人、京畿道で10人、慶尚北道で35人など全国で報告されており、20代と50代が多いが全年齢層で見られている。
新型ウイルスのため、再陽性が発生する原因は明らかになっていない。ただ、防疫当局と専門家は新しいウイルスへの再感染ではなく、感染したウイルスの再活性化が原因と推定している。鄭氏は「原因についてはPCR検査の数値やウイルス培養検査などを通じて確認する」と述べた。
現段階で再陽性となった感染者からの2次感染は報告されていない。鄭氏は「再陽性者に対する管理を強化する」との方針を示した。
完治し隔離が解除された人に対しても自主隔離を勧告し、保健所が新型コロナウイルス症状の有無を積極的に調査。症状が出れば検査の実施や隔離などの措置を取る方針だ。
kimchiboxs@yna.co.kr
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