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新型コロナで国内景気の冷え込み深まる 韓国政府系機関

記事一覧 2020.04.16 14:23

【世宗聯合ニュース】韓国の政府系シンクタンク、韓国開発研究院(KDI)は16日発表した「経済動向4月号」で、韓国経済について、新型コロナウイルスの感染が広がる中で景気の冷え込みが深まっているとの見方を示した。2月は全産業の生産が減少し、サービス業を中心に雇用市場も萎縮したと指摘した。

韓国開発研究院(KDI)は「経済動向4月号」で、景気の冷え込みが深まっているとの見方を示した(イラスト)=(聯合ニュース)

韓国開発研究院(KDI)は「経済動向4月号」で、景気の冷え込みが深まっているとの見方を示した(イラスト)=(聯合ニュース)

 KDIは、1月号と2月号では景気不振が緩和されつつあるとしていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて3月号からはこうした表現を削除し、景況感の悪化で内需が冷え込んでいるとの判断を示している。

 2月の全産業の生産は前月比3.5%減少した。特にサービス業生産は3.5%減と、2000年に統計の作成を開始してから最大の減少幅となった。鉱工業生産は3.8%減。

 また、2月の小売販売額は前年同月比2.3%減となり、消費も急速に冷え込んでいる。KDIは、3月は消費がさらに落ち込んだ可能性があると指摘している。

tnak51@yna.co.kr

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