20年版「統一白書」発刊 「持続可能な南北関係へ努力」=韓国
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2020.04.20 11:09
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部は20日、昨年に政府が推進した対北朝鮮・南北統一政策を説明する2020年版の「統一白書」を発刊したと明らかにした。白書では朝鮮半島平和プロセスの進展や南北関係発展のための政府の構想などを分野別に紹介している。
客観性や公正性確保のため、白書の編集委員長に民間専門家も加えられた。
統一部は統一政策に対する国民の理解を広げるため、1990年から統一白書を発刊。今年で30年を迎える。
統一部の金錬鉄(キム・ヨンチョル)長官は発刊の辞で、「2020年は光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)から75年、朝鮮戦争(勃発)から70年、南北共同宣言から20年になる年」として、「政府が今後もいかなる環境にも揺るがない持続可能な南北関係の礎をつくるための努力を続けていく」と強調した。
統一白書は1万部が発刊され、国会や図書館、報道機関、民間団体などに配布される。23日からは統一部のホームページに掲載される。
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