韓国の新規コロナ感染者 6日連続で10人前後=死者は39日ぶり「ゼロ」に
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は24日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は前日午前0時の時点から6人増え、計1万708人になったと発表した。死者は前日と変わらず計240人で、3月16日以来、39日ぶりに1日当たりの死者が0人となった。
1日当たりの新規感染者数は、18日に20人を下回って以降、6日連続して10人前後で推移している。
この日発表された新規感染者6人のうち、2人は海外からの流入によるものだ。1人は海外からの入国者を対象にした検疫で、もう1人は地域社会で感染が確認された。残りの4人を地域別にみると、大邱市が2人、慶尚北道が1人、京畿道が1人だった。
死者は計240人で全体の致死率は2.24%だが、60代は2.60%、70代は10.03%、80歳以上は23.51%と、高齢になるほど跳ね上がる。
地域別の累計感染者は大邱市が6842人で最多となっている。慶尚北道が1364人、京畿道が660人、ソウル市が628人と続く。
感染者は女性が6385人(59.6%)で、男性の4323人(40.4%)を上回る。
年齢層別では20代が2934人(27.4%)で最も多く、次いで50代が1953人(18.2%)、40代が1418人(13.2%)、60代が1345人(12.6%)などの順。
感染者のうち、完治して隔離措置を解かれた人は前日から90人増え、計8501人となった。隔離治療を受けている人は1967人に減った。
これまでに新型コロナウイルスの検査を受けた人は計58万9520人。このうち56万9212人が陰性で、9600人が検査結果を待っている。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
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