日本のサービス業不振「当面進む」 韓国中銀
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2020.04.26 13:55
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は26日、同行が発行する「海外経済フォーカス」に掲載した報告書「日本サービス産業の特徴と新型コロナウイルスの拡大による影響」で、「新型コロナの拡大で日本のサービス産業が大きく委縮する中、東京五輪の開催が1年延期されたことで、サービス業の不振が当面進む見通し」と分析した。
報告書によると、新型コロナウイルスの発生後、中国人など外国人客の減少で3月に入って大型百貨店の売上高が前年同期比で約40%落ちた。
また、日本の研究機関の推定結果として、東京五輪が2021年に延期になり、サービス業を中心に約1兆7000億~3兆2000億円の損失が出るとの見通しを示した。
ただ、来年に五輪が開催され、新型コロナウイルスの感染拡大が沈静化すれば、日本の観光産業は早期に回復すると見込んだ。
ロボットや人工知能(AI)など情報科学技術を基盤とする遠隔・非対面サービス産業も急速に成長すると分析した。
kimchiboxs@yna.co.kr
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