文大統領の支持率64% 9週連続上昇
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2020.05.01 11:48
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが1日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、前週より2ポイント上昇の64%となった。9週連続で上昇し、同社の調査で2018年10月第2週(65%)以来、約1年6カ月ぶりの高水準となった。不支持率は4ポイント下落の26%。
調査は先月28~29日、全国の18歳以上の有権者1000人を対象に実施された。
今回の調査では、保守的な傾向が強い60代以上と大邱・慶尚北道地域、無党派層の3属性で、いずれも支持率が不支持率を上回った。
文大統領を支持する理由としては、58%が「新型コロナウイルスへの対処」を挙げた。新型コロナへの対処は、12週連続で支持理由のトップとなっている。
不支持の理由としては、「経済・国民生活問題の解決不十分」が29%でトップだった。
一方、政党支持率は進歩(革新)系与党「共に民主党」が前週から横ばいの43%だった。保守系最大野党「未来統合党」は3ポイント下落の19%と20%を割り込み、2月の結党以来の最低値となった。革新系「正義党」は7%、中道系「国民の党」は5%、共に民主党を離党した元議員らによる「開かれた民主党」は4%。無党派層は19%だった。
tnak51@yna.co.kr