クラブなど遊興施設の営業停止命令 集団感染で全国に拡大=韓国
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2020.05.11 17:27
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市の繁華街、梨泰院のナイトクラブで新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを受け、クラブなど遊興施設に対し、集合禁止命令を発表する地方自治体が増えている。集合禁止命令は人が集まることを禁じる措置で、事実上の営業停止措置となる。
ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は9日、緊急記者会見を開き、集合禁止命令を発表。「該当施設は営業を中止しなければならず、違反する場合は厳重な処罰を受ける」と警告した。期限は設けなかった。
京畿道の李在明(イ・ジェミョン)知事も10日に緊急記者会見を行い、道内のすべての遊興施設に対し、2週間の集合禁止命令を出した。
11日には南東部の慶尚南道と大邱市、中部の忠清南道と忠清北道、大田市などでも集合禁止命令を発表した。
韓国の中央防疫対策本部によると、梨泰院の集団感染に関係する感染者数は11日正午現在、計86人が確認された。
kimchiboxs@yna.co.kr
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