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小説「徳川家康」を無断翻訳 出版社代表に二審で減刑=韓国

記事一覧 2020.05.12 12:36

【ソウル聯合ニュース】韓国で山岡荘八の歴史小説「徳川家康」を無断で翻訳出版し、一審で執行猶予付き判決を言い渡された韓国の出版社代表が控訴審で減刑されたことが12日、分かった。

韓国の裁判所のロゴ=(聯合ニュースTV)

 法曹界によると、1975年から「徳川家康」を「大望」という題名で翻訳出版し、2017年に著作権法違反で起訴された出版社と同社代表の控訴審判決で、ソウル中央地裁は同社と同社代表それぞれに罰金700万ウォン(約61万円)の支払いを命じた。

 同地裁は「被告人の著作権侵害の度合いがかなり大きく、『徳川家康』の著作権者と正式に契約を結び翻訳出版した出版社の被害も小さくない」と指摘しながらも、「被告人が多くの努力と費用をかけて1975年から『大望』を出版し販売していたが1996年に改正著作権法が施行され被害を受けた側面がある」と判断した。また、著作権契約を正式に結んだ出版社と被告人との間の民事事件で調停が成立し被害の一部が回復されたとした上で「量刑の条件を総合すると、原審が被告人に対し宣告した刑は重く不当だ」との見解を示した。

 「大望」は韓国で1975年4月から全訳版が販売されてきたが、1995年に世界貿易機関(WTO)の知的所有権の貿易関連の側面に関する協定(TRIPS協定)発効後、韓国の著作権法が改正されてから問題が浮上した。改正法により「徳川家康」を韓国で出版するには原著作者の同意を得る必要がある。

 二次的著作物に認められた「大望」は2005年に内容の一部を修正した改訂版が出版された。しかし、改正法に基づき1999年に日本の講談社と正式に契約し2000年に「徳川家康」を翻訳出版した出版社が、2016年に「大望」改訂版が無断出版に当たるとして検察に告発した。

 一審では「大望」の出版社代表に対し懲役8カ月、執行猶予1年が、出版社には罰金1000万ウォンの判決が言い渡された。

hjc@yna.co.kr

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